Mi vida en la REP. Dominicana

夢、叶えたいんです。

アウトプットの下手さ加減

 

1, すべて吐き出し、青年海外協力隊最後のブログとする。

2, 帰国に際し、このブログは閉鎖する。

 

前回から約8ヶ月。久しぶりに書く。

 

 

”ダメ人間を整理する”

恥ずかしいことも、醜いことも、情けないことも、最後に全部書き出しておこうと思ったのは、あまりにも自分がダメな人間だと思っているから(具体的なことは書きません)。

あと、最近、進学のための書類作成をいろいろしているけど、成果や資質、アピール点とか、そういう自分のことを自分で具体的に振り返ることが楽しいから。 

 

自分がダメ人間なことはずっとずっとずっと前から分かっていたし、でも「また今度整理すればいいや、認めればいいや」というそのダメさによって長い年月に渡り流してきた。向き合ってこなかった。サボってた。だから向き合う。

 

思考も感情も、自分という人間を分析できず整理できず散らかったままの人生と人間性で、私の口から出てきていたことは、ほぼハッタリに近いようなことも多かったんじゃないかと思う。ノリよく振る舞ったり自信があるふりをしたりしてたけど、小心者の私の心はいつも震えてたし困ってたし混乱してた。そんなんだから何処にも確かな存在感を残すことが出来なかったと思う。

 

少しではあるけど、私はダメなりに努力したといえることはあるし、涙が出てくるくらい悔しかったこともたくさんあった。でもでもでもでも、まだまだまだまだ自分はダメだと思う。だから、否定的な言葉を使えば、いくらでも自分を形容できる。

 

*この最後のブログでは自分のこと否定的に書くけど、これはずべてポジティブなネガティブ出しです。

 

 

”私の行動理由”

インプットしたことも、自分の中で感覚的に消化するだけで何も身についていない。

何のために勉強したのか、経験してきたのか、何を語ってきたのか、どうなっていきたいのか。それなりになら答えられるけど、具体性に欠けてしまうんですよね。

右脳人間てことは理由にならない。きっと努力と行動が足りないせい。書き出すだけでも違うのに。

 

私の行動は、いつも自分が理由だった。というか自分の夢のためだった。残念ながらそれは今でも変わっていなくて、自分の時間と、自分の夢につながる時間は何よりも優先させたいし、譲れない。もちろんその自分の時間すべてが夢につながる時間として利用できているかと問われれば、違うんだけど。ダメ人間故の怠惰な時間も多い。

更に言えば、人のために何かをするという理由で動くことは殆ど無い。ドライって言葉がビシッと当てはまるくらいに。優しくなりたいんだけどね。

私の夢を知ってる人は、「え?」って思うかもしれないけど、夢の理由も結局自分のためと言えてしまう。知りたい人には今度話すね。

 

 

”気付かずズレる”

というか、今更なんだけど、私はズレてるんだと思う。

夢以外に興味が無いと言った感じで。いや、「とことん」興味が無いといった感じで。

 

私の構成要素は、

①自分の両親や家族

②夢

③その他

てな具合だから、恋愛も上手くいかない。正確には、私の中では普通なんだけど、相手の中で上手く行っていない。でも、自分を変えるつもりもない。

 

この話で何が言いたいかというと、私の自己中っぷり。ひどい。

 

(これはひどすぎると思って、自分なりに過去の恋愛とか含めて考えて書き出して、なんでこんなに恋愛が上手く出来ないのか考えてみた。夜な夜な号泣した。笑 だけど少し見えたことがある。この葛藤を受け入れることはもう少し時間がかかりそうだけど、受け止めることは出来たかもしれない。)

 

感じていることを上手く表現できないから、表現することを諦めて行動して、人から勘違いされることとかメチャクチャある。表現したところで私は「ズレている」ので、なかなか理解されることも少ない。なんでみんながそう考えるのか全然わかりもしない。コレに関しては、ネットでちょっと調べたことがあって、みずがめ座だからということで自分の中で落ち着いてる。

 

特に恋愛関係というか異性関係。

 

高校生の時、女友達と一緒にいると本当に面倒臭いことが多くて、数少ない親友レベル以外とは関わらなかった。男友達とはあっさりいろいろ語れるからラクで絡みも多かった。この癖はずっと今でも続いているんだけど、いつの間にか私は「男好き」になってた。わからんけど、「男たらし」かもしれない。「たらせてるんですか私?」って聞きたいくらいなんだけど。

 

どう見られてようがそういうのも別にどうでもいいんだけど、男友達とのほうが「自己啓発」的な、「将来のキャリア設計」的な、「夢」的なことを具体的にしっかりと語れることは間違いない。だから会話が楽しいことも間違いない。それができる女友達が私の中では「親友」になる。

 

損してるな私。笑

損得勘定での判断より、嘘か誠か、是か非かで判断することを過去に学んだので、今更「男好き」と言われようがなんだろうがもうどうでもいい。でもいつかそう思っている人たちを問い詰め論破してやる。

 

 

”協力隊のあいだに”

協力隊になったことは、現場経験や草の根を知るという意味で、あとちょっとした自分の成長(たくましさの部分)ではプラスに転ずることもあるだろうけど、実はぶっちゃけ言うと、この2年が回り道になった気もする。

 

東京で知り合い、バングラつながりで知り合い、そこから広がった友人たちが、いま己の分野で着実に前に進んでいってる。ほんとうに、眩しすぎて気が引ける。でもめっちゃ応援してる!

やるべきことをしっかりやっていた友人たちを尊敬する。

自分と向き合い悩み続けた友人たちを尊敬する。

相手のために動ける友人たちを尊敬する。

自分や相手や目の前の現実に誠実な友人たちを精一杯尊敬してる。

 

わたしももっとちゃんと自分と向きあおうと思う。

歳だけ重ねて人間性は未成年な自分を、少しずつ成長させていこうと思う。

 

こういうことを思えたのは、各フィールドで頑張っている友達の近況報告に感化されたから。比べる対象を間違ったり、絆に甘んじたり、仲間うちで安心したり、井の中の蛙になるようなことは、私にとってはよろしくないことだと気づかせてもらった。そんなことしても、見るべき場所を間違えるだけで、遅れをとってしまうだけですもんね。別に人生に焦っているわけじゃないよ。ただ、もっと一生懸命になりたいだけ。

 

ということを協力隊の2年間の日々の数時間(ダメ時間)で理解した。

協力隊のあいだだけじゃなくても、とにかく今も今までも、自分の中で満足しているといえることはほとんど無い。てゆーか満足できない。私が追っかけて比べる水準は自分の器を超えたところのヒト・モノばかりだから。分相応に生きれないんですよね、もう。

 

 

”これから”

もっと行動して見ようと思う。

もっとアウトプットもしようと思う。

もっと知識をつけようと思う。

もっと真摯になろうと思う。

もっと人生楽しもうと思う。

もっと現実に誠実になる。

そして夢かなえてくるわ。

 

じゃあね、ばいばい。

estamos en Navidad.

なんやかんやで、前回の投稿から7ヶ月も経っていたみたいです。任期も残すところ9ヶ月ほどになってきました。だいたいなんとかうまくいっていると思います。

この7ヶ月の間に、特に大きな事件や変化はありませんでしたが、簡単に各月のメインイベントを記します。

 

6月 世界環境デーに合わせた環境イベント実施

7月 コンポスト化技術に関する広域研修でコスタリカへ。研修はとても有意義でした。

8月 初めての任国外旅行。コスタリカ→合衆国へ。素敵なバケーションを過ごせたと思います。

9月 内閣府青年団の皆さんが活動先見学にいらして、学校でプレゼンをしましたが思っていたよりもスペイン語が出てきて、担当調整員さんもスゴく褒めてくれ感動していました。

10月 コンポスト実習開始。事実だけを言うとよくできたと思いますが、自分の持って行きたい方向、こだわりに関してはまだまだ力不足を感じました。

11月 国内コンポスト研修を実施。参加者の方々には大好評でしたが、個人的にはカウンターパートの仕事っぷりに感激しました。

12月 クリスマスシーズンすぎてほぼ動いていません。来週から休みに入るので国内を旅行してきます。

1月~ 予定ですが、住民組織と学校への巡回授業(環境教育)が予定されています。学校のプログラムには課外活動も含まれ、植林・育樹、公園掃除などもあります。それから、先月、JICA側と配属先にマニュアル本に関するプレゼンを行いました。承認というよりは、協力するとの意向を頂けたので、帰国まで頑張りたいと思います。

 

といった感じで過ごしております。

最近は活動のこともそうなんだけど、帰国後のことをものすごく意識するようになりました。それから、まだまだ自分のスペイン語の力が理想に追いつかなくて、もっともっと勉強したいという気持ちが日に日に高まっています。同時に、帰国後は英国大学院への留学も考えているので(最初はこれでいいのかとなかなか決断が下せなかったけど、迷ったら迷わず進め、進むことに決めました。)、英語の勉強も始めます。

 

これが今年最後のブログになると思います。笑

今年も1年通してブレること無くズボラ人間だったなあ、という気がします。。。でも、Facebookはちょいちょい(いや、頻繁に?かもしれない)投稿してたし、むしろイイね!しまくってたし、コメントもしまくってましたね。Twitterもね。SNS生活…だけど、ネットがつながって何時何処にいても家族や友達と連絡をとれるということは本当にありがたいことだなあということを改めて感じています。

でも、やはりそんな環境にいる自分の直ぐ側に靴磨きの少年がいたり、道路で乞いている人々がいたり。。。口だけの誰かにとっては、こういった人たちは景色の一部に過ぎないのかもしれないけれど、私は、なんと言われてもその一瞬一瞬の合縁奇縁を以って自分ごとと考えたいってずっと思っています。

 

今日はこれからカウンターパートの自宅で職場の同僚達とクリスマスパーティーです。sushiを持って来いと言われたので、昨日ホームステイ先の姉妹たち(カウンターパートの姪っ子たち)と夜10時半頃から作りました。。。すし酢がなかったけど合わせ酢つくって完成しました。ちょっと作りすぎたかもしれないけどね。

 

それではみなさん、今年も残り数日、良いお年を!

Soy mujer y lo que es vale la pena!!

 

女って損だ。

 

でも女はすごい。

 

女性がイキイキと働く場所は、非常に元気だと思う。

タタラ場、とかね。

 

 

この世で最も能力の高い生き物は、日本人女性だそう。

マッキンゼーかどっかの機関の研究結果。

 

 

私は、これからの社会を良い方向へ創造していくのは女性だと思ってる。

あるいは、オモシロイ仕組みをしかけるメインアクターはほとんどが女性になると思っている。

しかも、内面も外面も美しい人。

 

 

 

ですよ。

 

 

UUUFF!!!

 

母の日ですね。

お母さんありがとう。

 

私はいま、ドミニカ共和国でホームスティをしています。

カウンターパートの妹家族の家に下宿させてもらっています。

家族構成は、おかーちゃん、娘2人(ほんとは3人だけど、アメリカにいるので一緒には住んでいない)、犬4匹(うち2匹は最近生まれた子犬の中の子犬)、そしてジンノ。

 

平日、朝8時ころから14時過ぎくらいまで、男のお手伝いさん(以下、D)がきます。

8時半前後になると、おかーちゃんと娘Aは仕事、娘Bは大学にいきます。

私が仕事にいくまでの20分弱、家には犬とDと私。

 

ある日私は、私の財布から150ペソがなくなっていることに気づきました。

翌日から、気まぐれでかけていた部屋の鍵を、必ずかけるようにしました。

 

でも、こないだ100ペソが消えていました。

 

私が朝食をとっているあいだに、2階のトイレを掃除にいくDは、私の部屋に入り、お金を盗っていました、たぶん数回。

 

2回は確実。

 

 

一回目は、黙ってた。

自分がどっかで使って記憶が無いだけかもしれないし、人を疑うことはしたくないし、ちゃんと施錠しなかった自分が悪いのだ、と。

 

でも、二回目だったから、おかーちゃんたちに言いました。

 

そしたら、今日、合計250ペソが返ってきました。

 

正直、そのお金を見て、怖くなりました。

 

もし、本当にDが盗っていたなら話は別だけど、

本当は、私が使って消えたお金かもしれなくて、私に記憶が無いだけかもしれない。

そしたら、Dはわけも分からず250ペソ取られたことになる。

私は確実に自分の目で実行現場を見て確かめたわけじゃないし。

本当に自分の勘違いだったらどうしよう。どうしようどうしよう。

 

わからん。

自分が人を疑いたくないだけかもしれんし、本当に人のお金を盗るひとがいるって現実を受け入れたくないだけかもしれんし。人のお金を盗る気持ちや人間というものが理解できないだけかもしれない。

 

朝一階へ降りるときは、リュックの置き方を工夫していたので、すこしでも動かされたらわかるんです。

あきらかにその置き方は変わっていて、探られた感もある。

リュックの中を探る目的ってやっぱ、財布さがしてお金を盗る以外、あまり無いですよね。

 

Dは何かと、私にお金をくれといってきます。

私の部屋は、私が掃除するから、Dは何もしなくていいことになってる。

Dの仕事は殆ど私がいないときに済ませられる内容だし、私たまに洗濯を頼むだけ。

その際は、ちゃんと早く来るための交通費を払ってる(ほんとは必要ない日もあるけど)。

 

正直、朝とか仕事が休みの平日に、この家でDと二人きりになりたくない。

休みの日はでかければいいだけの話だけど、朝はDも仕事で来てるし、家族も出かけなきゃいけないから、どうしようもできん。

 

今後は財布は肌身離さずもっとくし、施錠も必ずする。

 

「そんなことするわけ無い」

 

って感覚でいた自分は、やはり平和ボケした日本人なんだな、とすごく思った。

 

昼間でも一人で歩くときは周りに気をつけて歩いてるし、ATMでお金おろすときもめっちゃ緊張するし、なんかいろいろ神経使うけど、それでもまだまだ注意力が足りてないんだと思う。

 

ここは日本じゃないんだな、と。

 

 

それでも、最終的この家を出るときは、多少は私が来たことで仕事が増えたかもしれないDに、お礼の気持ちをこめてチップとしていくらかは払いたいと思ってる。

月曜日から、どんな顔して会えばいいんやろ。

陽気でおしゃべりなDは、まったく何も気にせず普通にやってくるとも思うけど。

 

 

después de 5 meses...

 

 

 

 

 

5ヶ月も放置。

 

 

 

 

 

 

いろいろありました。

このブログ、辞めようと思ってました。

将来のこと、考えなおしているから。

 

まぁ、関係ないことばかり 日常的なことしか書いてなかったけど。

 

あれから5ヶ月、いまだに何が一番したいことなのかわからないけど、

でもとりあえず、

知花くららさんが憧れの女性ということに変更はありません♡

 

私はいつも、自分を、はるかに手の届かない人と比較してしまう。

それが悪いことだとは思わない。

 

呼吸するように挑戦する。

常に一流を知り、彼らと自分を比べる。

先人が築いた道筋は、後世が超える責任を持っていることを、常に心に留めておきたい。

それが怖くて出来ないんだったら、その瞬間すぐ辞めようと思う。

安定よりも挑戦を。

だってそのほうがカッコイイんだもん。

 

とりあえず今自分がやれることは、スペイン語かな、と、

一流(ネイティブ)と自分を比べて彼らのように話す自分をいつも頭で想像する。

自分がペラペラに話せるようになっていることは、私の脳の中ではすでに成功していること。

あとはやるだけ。

 

正直、いま、日本のニュースに触れていない。

政治も地震/復興もまったく。

時間が無いわけじゃない、逃げてる。

 

祖国を知るよりも、多くの時間はまずは自分へ投資したい。

自分の幸せを優先したい。

 

 

そんなことを考えてた。

 

では。また近々。

 

じんの@勤務中

Feliz Año nuevo!!

 

ながーいvacacionesが終わりました。

 

つまり。

 

2013年になりました!!

 

あけおめは言えないのですが、今年も素晴らしい一年にしたいと心では思っていま

す。

 

 

年末年始は、同期隊員と10日くらいサマナ半島というところを旅してきました。

イスパニョーラ島の、ドミ共側の、この辺・・・

頑張って地図で探してください。

 

海がめっちゃ綺麗でした。

本当に、すごくすごくすごく楽しかった^^

またみんなで行けたらいーな、旅行。

 

 

今月10日には3次隊が着任します。

私たち2次隊も先輩隊員となるわけで。

 

自分が着任した時のこと思い出して、3次隊の方々が疲れないよう、私達に気を使うことが無いよう、思考を3往復させて行動したい、くらいには親切心あります。

 

 

=====

 

気づけば、12月の記事がゼロ

 

ZERO.

 

そんなもんです、私は。

むしろ絶好調な勢いですありがとうございます。

 

そして、わたしのブログには本当に イロケ 色や写真がないなあ。。。

でも、そーゆースタンスで押していきます。

写真見たい人、Facebookで待ってる♥

 

=====

 

今日、一瞬、泣きそうになった。

広くて深くてどうしようもないくらいの愛に抱かれて

泣きそうだった。

 

一瞬。

一瞬ね、一瞬。

 

私は何に執着してるんだろうかね。

断ち切れない何かがある。

わからない、認めたくないだけかな。

 

自分のことを許せなくなるのが嫌なのかな。

 

このまま書いてても完全に独り言になる。

ので、やめる。

 

「この想いよ 空へ打ち上がり 花火のように 美しく散れ」

Ayu ”HANABI ~episode Ⅱ~”

 

が、ひびく。

そんな日曜夜の20時半過ぎ@ドミニカ共和国

 

 

おわり

Pero, sin querer...

 

ご飯を食べ終えて、パパが席を立とうと椅子を後ろに押したとき、

ちょうどそこを通ったママに椅子がドン。

 

もぉ~やめてよ、おねがぁ~い。

わぁ~ごめんね、でもわざとじゃないんだよ~

 

っていう緩い穏やかな感じがものすごくかわいかった。

 

=====

 

この世には、二種類のJICAボランティアがいると思う。

やる気のあるボランティアと、やる気のないボランティア。

まぁそれはいいとして、

技術的アプローチ目線が強いボランティアと、貧困削減アプローチ目線が強いボランティア。

 

私はワケあって後者なのだけど。まぁ、あまり意味ないよね。

 

JICAしかもボランティアが関われる範囲なんてせいぜい上の方。

まぁそれも社会開発のためには重要なのだけど。

だけど本気で大事なことは国際機関が政治家にかみついてるだろうし、専門家や開発コンサルが動いてる。

 

もっとも、私たちに期待されているのはむしろ、この経験を日本の社会に還元することや、受入国との関係維持のためのチョメチョメなんだろうけど。

 

私がJOCVとしてここにいて日々感じる事の中には、想定通り違和感が多い。

その違和感はきっと正解で不正解だと思ってる。

 

本当に人の手が必要な層にはタッチできない。

声もきこえない。聞かせてくれない。おかしいでしょ。それ。

でもこれが、お役所の限界。

 

そこに大切なことがいっぱい隠れているよ。

 

修論を書くとき、私は質問紙調査を行った。

要はアンケート調査なんだけど、アンケートを作って送って答えてもらう。

 

私は、それじゃ意味がないと思ったからバングラデシュにいって自分もスラムに入って、開発に興味のある現地学生に通訳頼んで現地語で、一軒に30分以上時間をかけてアンケートを実施し、なぜそう思うのか、なぜそう考えるのか、過去に何があったのか、本当はどうしたいのか、昨日はどうだったか、他の人はどうか、何を言われたのか、、、質問紙上の質問と回答からだけじゃ聞き出せないことを聞いて回った。100軒以上回った。

 

文献やデータから読み取ることのできない現実は、自分の目で確かめたかった。

「本当にそうなのか」「どうしてそうなのか」

この二つの疑問から新たに知ることができる、これまで知らなかったことは多い。

 

それを知って、私にいったい何ができたかと問われれば、

私は何もできなかった(これからするけど)。

子どもの遊び道具一つとっても、ドラッグ用の注射器で、

私は何もできなかった(これからするけど)。

 

 

叫びたいことがいっぱいある。

かみつきたいことがいっぱいある。

だけど今じゃない。

感覚的にだけど、いま、それがよく分かる。

時じゃない。だからまだ動かない。

バカみたいにいつも通りヘラヘラすることで、したたかにやり過ごす。

 

でもたまには言葉にして吐かないと、心臓腐りそう。

 

 

ロジックと哲学のないビジネス、あるいはプロジェクトには、

業界を変えるほどの成功を手繰り寄せられないと思う。

 

なーんてね。