Mi vida en la REP. Dominicana

夢、叶えたいんです。

UUUFF!!!

 

母の日ですね。

お母さんありがとう。

 

私はいま、ドミニカ共和国でホームスティをしています。

カウンターパートの妹家族の家に下宿させてもらっています。

家族構成は、おかーちゃん、娘2人(ほんとは3人だけど、アメリカにいるので一緒には住んでいない)、犬4匹(うち2匹は最近生まれた子犬の中の子犬)、そしてジンノ。

 

平日、朝8時ころから14時過ぎくらいまで、男のお手伝いさん(以下、D)がきます。

8時半前後になると、おかーちゃんと娘Aは仕事、娘Bは大学にいきます。

私が仕事にいくまでの20分弱、家には犬とDと私。

 

ある日私は、私の財布から150ペソがなくなっていることに気づきました。

翌日から、気まぐれでかけていた部屋の鍵を、必ずかけるようにしました。

 

でも、こないだ100ペソが消えていました。

 

私が朝食をとっているあいだに、2階のトイレを掃除にいくDは、私の部屋に入り、お金を盗っていました、たぶん数回。

 

2回は確実。

 

 

一回目は、黙ってた。

自分がどっかで使って記憶が無いだけかもしれないし、人を疑うことはしたくないし、ちゃんと施錠しなかった自分が悪いのだ、と。

 

でも、二回目だったから、おかーちゃんたちに言いました。

 

そしたら、今日、合計250ペソが返ってきました。

 

正直、そのお金を見て、怖くなりました。

 

もし、本当にDが盗っていたなら話は別だけど、

本当は、私が使って消えたお金かもしれなくて、私に記憶が無いだけかもしれない。

そしたら、Dはわけも分からず250ペソ取られたことになる。

私は確実に自分の目で実行現場を見て確かめたわけじゃないし。

本当に自分の勘違いだったらどうしよう。どうしようどうしよう。

 

わからん。

自分が人を疑いたくないだけかもしれんし、本当に人のお金を盗るひとがいるって現実を受け入れたくないだけかもしれんし。人のお金を盗る気持ちや人間というものが理解できないだけかもしれない。

 

朝一階へ降りるときは、リュックの置き方を工夫していたので、すこしでも動かされたらわかるんです。

あきらかにその置き方は変わっていて、探られた感もある。

リュックの中を探る目的ってやっぱ、財布さがしてお金を盗る以外、あまり無いですよね。

 

Dは何かと、私にお金をくれといってきます。

私の部屋は、私が掃除するから、Dは何もしなくていいことになってる。

Dの仕事は殆ど私がいないときに済ませられる内容だし、私たまに洗濯を頼むだけ。

その際は、ちゃんと早く来るための交通費を払ってる(ほんとは必要ない日もあるけど)。

 

正直、朝とか仕事が休みの平日に、この家でDと二人きりになりたくない。

休みの日はでかければいいだけの話だけど、朝はDも仕事で来てるし、家族も出かけなきゃいけないから、どうしようもできん。

 

今後は財布は肌身離さずもっとくし、施錠も必ずする。

 

「そんなことするわけ無い」

 

って感覚でいた自分は、やはり平和ボケした日本人なんだな、とすごく思った。

 

昼間でも一人で歩くときは周りに気をつけて歩いてるし、ATMでお金おろすときもめっちゃ緊張するし、なんかいろいろ神経使うけど、それでもまだまだ注意力が足りてないんだと思う。

 

ここは日本じゃないんだな、と。

 

 

それでも、最終的この家を出るときは、多少は私が来たことで仕事が増えたかもしれないDに、お礼の気持ちをこめてチップとしていくらかは払いたいと思ってる。

月曜日から、どんな顔して会えばいいんやろ。

陽気でおしゃべりなDは、まったく何も気にせず普通にやってくるとも思うけど。